* 母の日には子供達が花など添えてプレゼントをするのが、一般的で微笑ましい。
我々世代の父の日には、あまり贈り物をしたりはしない様な気がする。 が、
先日、倅からの贈り物が届いた。
ろくな物でないと思いつつ、空けて見たところプレゼント用の袋に入って、
ブランドのポロシャツがでてきた。
私も倅も大変シャイの男 故、互いに贈り物など気恥ずかしく全く縁がなかった。
それ故、倅からの初めての贈り物と、
そのプレゼントを気使かってくれた、嫁に倍の喜びで感謝します。
ありがたく喜んで受け取った。
倅は今年3月に結婚したばかりで、少し大人になったのかと悦んでいる。
それに加えして、4月には横浜、鶴見に新築マンションを購入したばかりで、
人生の二大事業を一気に成し遂げた。いつこの設計レールを引いたか知らないが、
大学院の卒業の頃に、計画したのかも知れない。
だが、スタートから大きな荷物を背負っての出発。これからは苦難の連続かもしれない。
そんな時には、良き伴侶と二人で力を合わせ「成せば成る」の精神で立ち向かえば
どんな荒波でも乗り越えられると信じている。
倅が少4の頃の思い出がある。 富士川河川敷で夏のジュニアーサッカー大会があった時、
試合中に大雨になり、5年生中心の試合だった為、補欠の倅はテントの中で応援。
熱戦の続く試合中、突然倅が一人で、ずぶ濡れになりながらテントを出て応援をし始めた。
それを見た監督が、風邪をひくからと諭したが、頑固に応援を続けた。
そんな倅の熱気に押されたのか、後半から試合に出させて貰う事に成った。
試合は惜しくも負けたが、倅の熱い行動に、親として将来への
小さな夢かも知れないが、抱かせて貰った事もあった。
それからも、倅には判らない、親の嬉しかった思い出も多々あった。
この度の「父の日」のプレゼントへのお返しは特に無いが、
以前、大学へ進学する時にどの方向へ進もうか、迷いに迷った時に
私から「世界に通用するエンジニアーになれ」とアドバイスしたことがある。
大変参考になったと思う。 ので・・前もって知恵のお返ししておいた・・
もう一つは、二人で仲良く、末永く幸せに暮らせる様・・祈る心を、お返しします・・